生活の質を向上する介護。認知症の症状を改善する介護。

便秘の原因(べんぴのげんいん)

 便秘(機能性)の原因として考えられるものには以下のようなものがあります。
  • 食事量の不足やバランスの悪い食事(食物繊維の不足等)
  • 水分摂取量の不足
  • 不規則な生活や運動不足
  • ストレス
  • 薬の副作用(病気が原因で使っている薬によっては便秘を引き起こす)
 食物繊維は便に水分を蓄え膨らませる効果があるので、食物繊維を摂るのが便秘対策として効果的なことは知られていますが、食物繊維をとっても水分が不足していると逆に便が固くなるので、食物繊維とともに水分摂取も必要です。
 また、ストレスが溜まると、交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで、腸の動きが悪くなります。
 薬については、気管支拡張薬や鎮痛薬などの抗コリン薬、抗ヒスタミン薬、向精神病薬、抗うつ薬、抗パーキンソン病薬、抗不整脈薬、降圧薬等は、消化機能に影響があり便秘を誘発する可能性があります。
 この他、トイレに行くのに介護が必要な場合には、トイレを我慢することを繰り返すと、水分が失われたり、便意がなくなったりして、便秘が慢性化する危険性が高くなります。
 また、ストレスが便秘の原因になるように、心理的なことが要因になることもあり、引っ越したり新しくデイサービスに通うようになったりというような生活環境の変化が便秘を引き起こす場合もあります。
 下剤を使うのは最後の手段と考え、以上のようなことで、思い当たることは改善して自然排便をめざすことが大切です。

50音から探す