生活の質を向上する介護。認知症の症状を改善する介護。

介護予防の知識

介護予防の知識

介護予防の知識とは

 「最近、動くのがおっくうになってきたな…」
「なんか物忘れがひどくなってきたな…」
「口の渇きが気になるな…」等々。
 こんなことが気になっていても、年をとったから仕方ないとあきらめていませんか?

 このような変化は年をとる(加齢)ことによって自然に起こる変化です。
しかし、何もしないで放っておくと、さらに症状が進行して、人から介護してもらわなければならない状態(要介護状態)になってしまう場合があります。

 「介護予防」とは、こういった変化に気づいた時点で、早めに対策をたて、実行することで、要介護状態に陥ることなく、
いつまでもいきいきと健康で、自分らしく生きることができるようにするための方法なのです。

寝たきりになることを予防する

 寝たきりの原因は、死亡原因とは異なり、1位 脳血管疾患、2位 高齢による衰弱 3位 認知症、関節疾患、骨折・転倒となっています。
 脳血管疾患の後遺症で麻痺があったり、年をとることによって全身機能が衰弱したり、骨折等で数週間寝込んだりすることにより、さらに全身機能が低下します。
このように、日常生活における活動性が低下することによって、全身の心身機能が低下することを「廃用症候群」又は「生活不活発病」といいます。

また、年をとることによる「老化」によって機能が低下することを「老年症候群」といいます。
 「老年症候群」や、「廃用症候群」は、初めのうちは自覚症状がなく、知らず、知らずのうちに進行します。

初めのうちは、「動くのがおっくうだな…」「転びやすくなったな…」ということから、外出を控えるようになり、
その結果、運動不足になります。
運動不足になると、筋力等の運動機能はどんどん低下し、ますます動きにくい体となり、最終的には寝たきりになってしまうこともあります。
 例えば、骨折した場合には、折れた個所を一定期間ギプスで固定します。
そうすると、ギプスを外した時、折れていない方と比べると、ギプスをしていた側は「痩せてしまい、力が入りにくい」等ということが起こります。
これが、使わないことによる障がいであり、廃用症候群という状態です。

 若いうちは、骨折が治れば、再び機能を使うようになると、最初は苦労しますが、すぐに回復します。
高齢になればなるほど、低下した機能の回復が困難になります。
そのため、できるだけ機能が低下しないように予防することが重要になります。

また、一旦機能が低下した場合は、意識して活動性を高め、できるだけ身体機能を使うように努める必要があります。
初めは、動きにくく大変かもしれませんが、意識して動くことで筋肉は活性化されます。
もちろん、筋肉ばかりではありません。脳も使わなければ退化します。

介護予防のポイントは、「体も頭もしっかり使うこと」なのです。
【老後で必要なもの】
お金    → 使わないと貯まる
頭と体 → 使うと元気になる
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