生活の質を向上する介護。認知症の症状を改善する介護。

蒐集癖・人集め(しゅうしゅうへき・ひとあつめ)

 ふつうなら集めることがないような物、例えばゴミや空き缶、スリッパや靴、賞味期限が切れた食べ物等を集めたりしまいこんだりしてしまう症状を蒐集癖(しゅうしゅうへき)といいます。
 趣味としての収集癖(コレクション)とは異なり、物によっては異臭がしたり不衛生であったりして、本人はもちろん、周囲にまで影響が出ることもあります。
 また、特に用もないのに頻繁に家族や介護者を呼ぶことを人集めということがありますが、これも同様の症状だと考えられます。
 異食と同じく根本的には、孤独感が影響している可能性があります。
 強く禁止する、叱る、行動を抑制する、部屋に閉じ込める等は、改善につながることはなく、症状の悪化や別の症状が進行してしまう場合が多いようです。
 異食と同様、さりげなく気にかけ、話しかける回数を増やす、一緒に散歩するといった配慮をすることで改善することがあります。

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