不活発な生活

Point

寝たきり

要介護4や5といった重介護状態であっても、寝たきりの状態から少しでも離床することが必要です。

一段階として、1日3回の食事の際に、介助してベッドからイスや車イスに移乗してもらい、座った状態で食事をとるようにしましょう。ベッド上でギャッジアップして食事介助をしている介護者も多いと思いますが、1日3回ベッドから離れて食事をするだけでも、本人にとっては刺激になり、食事の楽しみにもつながります。座った状態で、あごを引いて食事をすると、誤嚥予防にも効果があります。
また、全ての排泄をトイレやポータブルトイレでおこなうことは、回数が多いため介護負担が大きくなりすぎてしまい、試みても失敗してしまう場合がありますが、まずは排便だけでもベッド上でオムツにするのではなく、ベッドから出て、トイレやポータブルトイレでおこなうことで、QOLは大きく改善しますし、便秘の予防にもつながります。

閉じこもり

比較的軽度の要介護状態であっても、家の中だけで過ごしている場合があります。
このような場合は、最低でも週2~3回の外出を習慣化することで、認知症の症状が軽減したり、なくなったりする場合があります。
外出すると、身体を動かすので身体機能の低下を予防するとともに、できるだけ多くの人とコミュニケーションをとることが、精神機能の低下を防ぐことにつながります。
また、身体を動かすことで、お腹が減る・汗をかく→食事量が増える・水分を摂取する→排便につながる、というような連動がうまれます。

ご家族だけで買い物等の用事を済ませているのであれば、少し大変になるかもしれませんが、できるだけ本人と一緒に行くことで、外出する回数を増やすことができます。また、地域の老人会に参加する、あるいは昔からの趣味を再開する等して、外出の機会を増やすよう促しましょう。

介護保険のサービスを活用するのであれば、ケアマネジャーと相談してデイサービスを利用する方法もあります。また、買い物等をホームヘルパーに任せている場合は、ヘルパーに介護してもらって本人も一緒に行くことで、外出の機会を増やすことができます。

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