身体不調

Point

脱水や便秘等、身体不調(体調が悪い)の可能性がある場合は、体調を整えることから始める必要があります。
慢性疾患の悪化や、急性の病気やケガがあると、痛みや不快感、嫌悪感等だけに意識が集中して、適切なコミュニケーションどころではなくなります。

脱水症の場合

脱水症になると意識レベルが低下し、認知機能が衰えることがあるため、認知症の症状悪化につながることがあります。
心臓や腎臓の疾患等で、医師から水分制限の指示がある場合を除き、食事以外で1日に最低1,500ml以上の水分を摂るように促しましょう。
また、風邪で発熱している場合や、下痢をしている場合等、体調を崩している場合等には、より多くの水分摂取が必要な場合があります。
水分摂取量が1,500mlに満たないようなら、介護者が水分摂取を促しましょう。

若い頃から意識して水分摂取をしていない高齢者も多く、水分を摂ることが習慣化していない場合等は、初めのうちは繰り返し水分摂取を促す必要があります。
食事の際にゼリーや寒天質のもので水分を補ったりする等の工夫も考えられます。
ただの水やお茶だけではなく、スポーツドリンクやコーヒー等、嗜好に合わせた飲み物で水分摂取を促すことで、摂取量が増えたという例もあります。

低栄養の場合

低栄養状態が続くと、体力や抵抗力が低下し、活動性が低くなって、閉じこもりがちになったり、病気にかかりやすくなったりしますので、低栄養の可能性がある場合は、食生活の改善を考える必要があります。
高齢者の中には、単に食べやすいからというだけの理由で、常食ではなく粥食を中心にしている人は多いものです。粥食は常食と比べると、水分によって量が増えますが、カロリーは極端に少なくなります。そのため、低栄養に陥らないためには、摂食嚥下障がい等の理由で、どうしても粥食でなければならない場合以外は、できるだけ常食に戻すことを検討しましょう。
また、きちんと1日3食バランスよく食べるよう意識することも大切です。
摂食嚥下障がいで粥食でなければならない場合や、低栄養の可能性がある場合は、ケアマネジャーを通じて、管理栄養士や看護師、又は歯科医師等に相談して、改善を図ることも考えられます。

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