認知症高齢者の心理

Point

認知症高齢者の心理とは

認知症は身近なものといわれながらも、認知症高齢者の心理については、あまり知られていないのではないでしょうか。
また、認知機能が衰えることによって、現れる言動がちぐはぐになることから、認知症高齢者は何もわからなくなっているのではないかという誤解が未だにあるのではないでしょうか。

しかし、最近の研究では、認知症高齢者にみられる、私たちにとってはちぐはぐに映る言動も、実は本人にとっては、十分に意味のあるものだと考えられるようになってきました。
そのため、認知症の介護においては、認知症高齢者の心理について、ある程度理解した上で介護をおこなうことが重要だと考えられます。

認知症高齢者の気持ちや心理について考える際に大切なことは、訳がわからない言動をとっているのではなく、状況を認知する機能が低下していることが原因で、私たちから見ると適切とは思われない言動につながっているのだと理解することです。
そのため、(間違って)認知した状況に合わせてとっている言動は、本人にすれば完全に整合性がとれた言動ということになります。

このような視点に立った上で、認知症高齢者の心理を理解するポイントを整理してみましょう。

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