脱水症の改善と予防

高齢者は脱水症になりやすい傾向があります。
脱水症になると、さまざまな弊害があるにもかかわらず、介護分野では見過ごされがちな傾向がありました。

脱水症の症状

脱水症の初期症状は、風邪の症状によく似ています。以下のような症状がある場合は、脱水症の可能性があります。脱水症は放置すると、徐々に症状が悪化する危険性があります。
脱水症の特徴のひとつは意識レベルが低下することで、ウトウトした傾眠状態から、うわごとを言ったり、せん妄や幻覚等の精神症状が現れたりすることがあります。そのため、認知症の症状が進行したと誤解されることもあります。発見が遅れると、昏睡状態から亡くなってしまうこともあるので、十分な注意が必要です。

脱水症の初期症状
  • ○ なんとなく元気がなくなる(活動性が低下する)
  • ○ 微熱がでる(※1)
  • ○ 皮膚が乾燥する(※2)
  • ○ 唾液分泌量が減少し、口渇感をおぼえる
※1 高齢者は代謝の関係で平熱が低く、35度台という人も多いといわれます。そのため、36度5分位の場合は、微熱と考えた方が良い場合があります。
できれば普段の平熱が何度なのかを知っておいた方が良いでしょう。
※2 脱水症の可能性がある場合、さりげなく腋の下を触って、皮膚の乾燥状態をみるという方法があります。
腋の下は、普段乾燥しにくい部分ですが、ここがツルツルで乾燥しているようだと脱水症の可能性が高いと考えられます。
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