因子

認知症について話をする時に、「いつも暴力的で困っている」とか「いつも騒いでいる」というように、「いつも○○で困っている」というように表現されることがあります。
しかし、24時間365日同じ状態ということはあり得ません。
よくよく観察してみると、認知症の症状が現れる時間が一定だったり、何かの原因やきっかけがあって症状が現れたり、というようなことが発見できる可能性があります。

そこで、状態をよく観察し、特にBPSDが現れるきっかけや原因を探ってみましょう。

観察のポイントは、5つの要因のうち、①の脳組織の変化以外の4つの要因の可能性がないかを考えることと、「いつ・どこで・どのような時に症状が現れるのか」、また「症状が現れないのは、どのような時か」を観察します。

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