生活の質を向上する介護。認知症の症状を改善する介護。

高齢者介護の基本

低栄養の改善と予防 栄養バランスと高齢者の食事

  • 偏食傾向、単調な献立の食事をしている高齢者は多い
  • 動物性たんぱく質や、油脂類を摂ることも大切

高齢者の食事の傾向

 高齢者の食事には、一般に以下のような傾向があるといわれます。
[1] 淡白な物を好む
 揚げ物などを避け、淡白なものを好むようになることにより、脂質の摂取量が不足しがちになる傾向があります。
[2] 固い物や繊維質の多い物を避ける
 咀嚼や嚥下が困難になることで、固い物や繊維質を多く含む物を避ける傾向があります。繊維質の不足は、「便秘の原因」にもなります。
[3] 塩分・糖分の摂取量が過剰となる
 味覚が低下(特に塩味や甘み)し、濃い味付けを好む傾向があります。塩分制限等がある場合に、このような傾向があると特に注意が必要です。
[4] 全体的に献立が単調となる
 「ご飯・お味噌汁・漬物」の繰り返しなど、献立が単一となり、栄養がアンバランスになってしまう傾向があります。
 以上のような傾向に心当たりがあれば、栄養バランスが偏っている危険性があります。バランスを考えた栄養の改善に取り組みましょう。