生活の質を向上する介護。認知症の症状を改善する介護。

高齢者についての基礎知識

便秘になりやすい

  • 便秘の予防は重要な介護のひとつ
  • 寝たきりは、必ず便秘になる
  • 下痢の常用は要注意

便秘の原因と弊害

 若い人でも同じですが、便秘にならないためには、以下のような注意点があります。
それは規則的な食事や生活、適度な運動をする等の活動的な生活をおくること、十分な水分摂取と繊維質の多い食事を摂ること等です。
 高齢
者が便秘になりやすいのは、以上のようなことが不足しているためと考えられます。

 また、若い頃から規則的に排便しなかったり、便秘気味だったりという場合には、便秘になりやすい傾向が強いと考えられます。
 また、便意(排便したいと意識すること)を感じた時に、タイミング良く排便ができないと便秘につながることがあります。
そのため、排便に介護が必要な場合等には便秘につながりやすくなります。

 例えば、食事介助中に、本人が排便したくなっても、介助者は食事介助し終わってから、排便の介助をしようとします。
そのため、タイミングが合わず、なかなか排便できないということが繰り返されると、便秘になりやすいと考えられます。
 便秘になると、気分が落ち着かず、イライラすることが多くなって、QOLの低下につながります。

 さらに、認知症の高齢者の場合には、便秘が症状の悪化につながるともいわれています。
 そのため、高齢者の介護では、常に便秘を予防することを意識する必要があります。